近隣散歩『甘泉園公園』

近隣公園:甘泉園公園

甘泉園(かんせんえん)公園は、面影橋に隣接する庭園です。新目白通りを一本隔てた場所にあります。新目白通りを歩いていると、水稲荷神社が見えてきます。四季折々の景色を楽しむ事ができ、森林浴などを楽しめます。

※面影橋から水稲荷を目指す場合、新目白通りからは裏参道になり、表参道は坂を少し上った早稲田通りから大曲を下り、坂の途中にあります。そして水稲荷神社の横に隣接するのが甘泉園です。

《 甘泉園(かんせんえん)公園の歴史 》

面影橋に近い、早稲田通りを一本隔てた場所にある「甘泉園(かんせんえん)公園」。この地は徳川御三家の一つ尾張徳川家の拝領地でしたが、その後、初代清水家の江戸下屋敷に置かれました。

「甘泉園」の名前の由来は、ここから湧き出ていた水がお茶に適していたからです。池を抱く森は周辺とは別世界の静けさを演出し、四季を通して訪れた人々をもてなしています。

明治時代に相馬子爵邸、後に早稲田大学の付属施設となりますが、東京都に売却され、新宿区へ譲渡され、現在に至ります。

参考:『江戸・東京ぶらり歴史探訪ウォーキング』著・瀧島 有/『新宿区資料』

<Photo:甘泉園の四季と秋のライトアップ>
ビルに囲まれた庭園で四季折々の草花が鑑賞できます。
秋にはライトアップも。

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